借金から逃げたらどうなる?その現実と立ち直る方法
借金から逃げたらどうなる?その現実と立ち直る方法
「もう無理だ…誰にも知られずに逃げ出したい…」
そんな気持ちになるのも、責められることではありません。
ですが、現実には“逃げればラクになる”という幻想は通用しません。
本コラムでは、借金から逃げた場合に待っている現実と、再起のために選べる道を、弁護士の立場から解説します。
1.逃げても借金はなくならない
- 借金は、時効で消えるという話を聞いたことがあるかもしれません。
- しかし実際には、督促や裁判を起こされることで時効はリセットされます。
- 現代では足取りを完全に隠して生活するのはほぼ不可能で、債権者は調査会社などを使って所在を特定することが可能です。
📌 逃げ続ける人生=常に追われる人生。
家も借りられず、携帯契約すらできない状況に陥ることもあります。
2.保証人に迷惑がかかる
- 借金には連帯保証人がついている場合があります。
- 債権者は、本人が払えなくなれば保証人へ容赦なく請求します。
- 家族や友人に被害が及ぶことで、人間関係まで失う可能性があります。
3.今すぐ相談すれば、まだ選べる道がある
- 任意整理や自己破産など、法的手続で正当に解決できます。
- 弁護士に相談すれば、督促の停止、家族への被害回避、再建プランの構築が可能です。
「逃げたい」と思ったときこそ、立ち止まって考えるタイミング。
どうか、一人で悩まず、専門家の力を借りてください。
弁護士に依頼するメリット
- 督促の即時停止(受任通知)
- 最適な解決方法の選定(任意整理/自己破産など)
- 家族・勤務先・生活再建への配慮
まとめ
逃げた場合 | 法的に対処した場合 |
---|---|
借金は残る・増える | 法的に解決可能 |
生活インフラも失う | 安心して生活再建 |
家族や保証人に迷惑がかかる | 影響を最小限にできる |
信用情報は悪化 | 正当な手続きで回復可能 |
おさち法律事務所
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