証拠と請求方法|離婚慰謝料を現実に“勝ち取る”ために必要なこと

離婚慰謝料を請求するには?証拠と手続きのポイントを解説!

「相手にひどいことをされた」「絶対に慰謝料を請求したい」――そう思っても、感情だけでは慰謝料は認められません。
現実に慰謝料を勝ち取るには、証拠と適切な手続きが必要です。今回は、そのポイントをわかりやすく解説します。

まず大前提:証拠がなければ難しい

離婚慰謝料は、相手の有責性(不倫・暴力など)を立証する責任があるのは、請求する側です。
つまり、「された」という主張だけでは足りず、それを裏づける証拠が必要

主な証拠の例

  • 📱 LINEやメールのやり取り(不倫・暴言など)
  • 📷 写真や動画(不貞・暴力など)
  • 📝 日記・メモ(継続的な虐待の記録)
  • 📄 診断書(DVによる負傷・精神的ダメージ)
  • 💳 ホテルの利用明細・レシート(不貞の補強)

「そんなに用意できない…」という方も、今から集められるものを少しずつ意識しておくことで、後々大きな違いになります。

慰謝料の請求方法には、主に3つのパターンがあります

① 話し合い(任意交渉)

本人同士、または弁護士を通じて金額や支払い方法を話し合います。
証拠がしっかりしていれば、交渉でも十分に慰謝料を獲得できる可能性があります。

② 調停の中で請求

離婚調停の中で、「慰謝料も請求します」と申し立てるケース。
調停では話し合いによる解決が前提なので、柔軟な金額交渉が可能です。

③ 訴訟で請求

話し合いや調停で解決しない場合、裁判で慰謝料を請求することも可能です。
証拠が弱いと認められにくくなるため、準備が極めて重要になります。

弁護士に相談するメリット

  • 📂 証拠の整理・補強ができる
  • 📨 相手との直接交渉を避けられる
  • 📑 書面作成・法的根拠の明確化が可能
  • 💬 調停や訴訟でも的確に主張できる

当事務所では、証拠の状況やご本人の希望に合わせて、慰謝料請求の可能性・戦略をご提案しています。


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